通信対局ソフト使用上の注意

本ソフトでは各画面に「説明」のボタンがありますので、それをクリックしてよくお読みください。

ソフトは必ず最新バージョンをお使いください。特に細かい変更はバージョン番号も変更せず、また一々バージョンアップの通知はせずに最新をアップロードしますので、例えバージョン番号が変わらなくとも定期的にバージョンアップソフトのダウンロードをする習慣をつけて頂きます様お願い申し上げます。バージョンアップするときは下記の手順で行ってください。



【バージョンアップ手順】
  1. Windowsを再起動する。特に重要。
  2. インターネットエスプローラから囲碁倶楽部ホームページを開く。特に重要。
  3. 「通信対局」ボタンをクリックする。
  4. バージョンアップソフトのダウンロードをクリックする。
  5. 出てきた説明をよく読んで、一番下にあるダウンロード開始をクリックする。



【回線について】
  1. 通信対局では回線とプロバイダの信頼性が全てと言っていい程基本です。
  2. 通常の電話回線をお使いの場合キャッチフォンの機能は必ず取り外してください。
  3. ダイヤルアップ接続で自動切断のウィンドウが出る場合、そのままにしておくと回線が切断されますので、このウィンドウが出ないよう設定してください。
  4. フレッツISDN回線はプロバイダによっては切れやすいとの報告があります。ADSLとかケーブルテレビ回線などの常時接続タイプ回線のご使用をお勧めします。
  5. 複数のパソコンをLAN(無線LANも含む)で繋いで、ルータ経由でインターネットに接続している場合、ある一定時間データの送受信がないとルータの自動切断機能が働く場合ありますので、その場合はこの機能を殺すか長めに設定してください。
  6. 回線の切れがどうしても多い方はプロバイダの変更もご検討ください。また回線のテストは実対局ですと相手に迷惑をかけますので、一般対局室等でコンピュータ(ハンドル名:GORO)と対局出来ますからそこで十分テストしてください。


【全般的初期設定】
  1. 画面は必ずHigh ColorかTrue Colorに設定してください。
  2. 画面解像度はなるべく大きく(1024×768以上)してお使いください。
  3. 本ソフトでは石の打ち音やナーレーション等がありますので、パソコンから音声が聞こえるよう設定してください。


【設定】
  1. 「設定」ではIDやPWを入力したり確認出来ます。
  2. 碁盤や背景の色を変えたり、模様の設定が出来ます。碁盤設定で盤サイズ大を選択すると1024×768サイズ以下の画面で、対局時の碁盤が大きく表示されます。但しこれはランキング対局の場合のみです。
  3. 「会話登録」をクリックすると、対局やその他の場面で使う会話分を予め登録しておくことが出来ます。
  4. 「自己紹介」をクリックすると、自己紹介が登録できます。これは囲碁倶楽部ホームページの会員情報や対局ソフトの対局室等で他の会員が見ることが出来ます。会員同志交流促進の目的からも知られたくない情報以外はなるべく登録するようにしてください。
  5. 「打掛棋譜削除」をクリックすると、打掛けで打継ぎ予定のない棋譜を削除出来ます。予定のない棋譜は必ず削除してください。「打掛棋譜削除」をクリック、出てきた画面から打掛け相手を選択、「削除」ボタンをクリックすると削除できます。


【対局室の選択】

  1. 対局や観戦をする場合、先ず「開始」ボタンをクリックします。先ず事務局から重要お知らせがある場合、急告画面が出てます。そのあと事務局からの一般お知らせの画面が出て、その後対局室選択の画面が出ます。
  2. 大会対局室は用途に応じてその都度名称を変えることがあります。
  3. ランキング対局室では持ち時間のみしか選択出来ません。秒読みなしの時間切れ即負けです。これは対局条件がある程度一定していないと真のランキング競いとはならないという考え方です。一般対局室等では秒読みの機能もありますし、対局条件も自由に選択できます。
  4. 手合いはランキング対局室ではコンピュータが自動的に決めます。手合いの決め方や点数のつけかた等は、このページから戻ってランキングをクリックすると、ランキングと点数計算のところに説明してあります。
  5. 大会対局室ではクラスに別れます。手合い同段級はにぎり、1段級差1子のハンディ戦となります。ハンディ戦の場合コミはありません。


【対局状況表示】

  1. 対局室を選択するとその対局室の対局状況が表示されます。
  2. 対局中や対局待をしている人をマウスでクリックすると、サブメニューが現れますので、それを選択クリックするとその情報が表示されます。入室者も同じです。
  3. その他、この画面での操作法や注意事項は、その画面にある「説明」ボタンをクリックして説明文をお読みください。


【ランキング表示画面】

  1. ランキング対局室では点数のランク、局数のランク、勝率のランクがあり、各々ボタンをクリックすると表示の画面に変わります。
  2. ランキング表示画面でハンドル名をクリックするとその人の自己紹介内容が表示されます。


【対局条件の設定とやり取り】

  1. 対局状況表示の画面で、赤色で表示されているチャンネルは対局待ちで、「対局待」のボタンをクリックすると対局条件設定の画面に変わります。
  2. 対局条件設定画面は選択した対局室によって変わりますが、条件を選択したあとは、「送信」を押して相手の返事を待ちます。
  3. 「送信」を押すとマウスポインターが砂時計表示になりますが、づっとそのままの場合は、何らかの原因で相手と通信出来ない状態ですので、適当なところで「キャンセル」をクリックしてください。この現が頻発するようでしたら事務局までご連絡ください。


【観戦画面】

  1. 「<」ボタンをクリックすると手順を遡れます。「>」ボタンをクリックすると前進します。またボタンを暫く押しっ放しにすると早送り、早戻りします。
  2. 碁盤をクリックすると手を自由に打てます。「>}ボタンで現在の手順に戻ります。
  3. 観戦者同志でチャットが出来ます。「チャット」ボタンを押すか、またはチャットが入って来ると自動的に会話のウィンドウが開きそこで会話可能となります。


【対局画面】

  1. 対局ではマウスを2回クリックして初めて手が相手に送信されます。1回目のクリックの間は打ち直しが出来ます。マウスを別の位置に動かすと1回目クリックのマークが消え、動かした位置でクリックするとそこに1回目クリックのマークが出ます。
  2. 対局中、相手からの会話は碁盤の下に表示されます。これには相手のみならず自分が出した会話も表示されます。自分のメッセージはサーバ折り返しで出ますので、これが出ないとご自分側の回線途絶ということになります。会話以外のシステムから出すメッセージは碁盤を塞ぐ形で表示されますが、これを消すときは碁盤の上をどこかクリックすると消えます。
  3. 対局画面では終了ボタンがありません。終了は投了や時間切れ、更には地の計算が終了して始めてその状態になることが出来、そのとき「終了」のボタンが現れます。
  4. 終局はもう1目も作る余裕が無くなったら、「パス」をクリックします。両者「パス」をすると「計算」のボタンが現れ、それをクリックするとコンピュータが地の計算をして結果を表示します。結果がおかしいか、コンピュータが計算不能の場合、「手計算」ボタンが現れますので、手計算により地の計算をします。その際は画面に表示される操作法に従って操作してください。手計算で故意に自分勝ちに操作すると後刻事務局で罰則付き負けとします。
  5. 終局のとき完全なダメは詰める必要はありませんが、必ず完全な終局、即ちもう1目も作る余裕のない状態、または最後にダメが詰まると手入れ必要な場合は手入れをする、その状態になるまで打ち継いでください。その上で「パス」を押して計算に入ってください。これを励行しないとコンピュータによる地の計算が不能になったり間違ったりする確率が多くなります。
  6. 相手側の回線が回線異常を起こせば、自分側はそのまま待っておけば、4〜5分経過して、”相手が中断終了させた模様ですので終了してください。この対局は貴方の勝扱いとなります。”のメッセージが出て勝ち扱いとなります。
  7. ”回線トラブルですので、再コネクトします。”のメッセージがよく出て対局中断に至る場合相手に迷惑をかけますので、事務局までご連絡ください。


【局後の反省検討】

  1. 一般対局室では対局終了後並べ直しによる局後の反省、検討ができます。
  2. 対局が終了すると黒側に「局後の反省検討」ボタンが現れますので、それをクリックすると、白に対し局後の並べ直しによる反省、検討を申し入れることとなります。白がOKすれば両者検討の画面に変わります。従って白側は対局が終わっても直ぐに「終了」ボタンを押さず、黒から局後の反省検討の申し入れがないか暫く待ってください。
  3. 対局時の画面は白、黒180°反転しておりますが、検討の画面では両者同一の画面にする必要がありますので、白の画面は180°反転して表示されます。
  4. 手の並べ直しは白が>ボタンを1手1手押すことにより、再現されそれが黒に送られ黒も同時に1手1手再現されます。白の送った手が黒に届くとマウスの砂時計表示が消え、次の手を再現送信できるようになります。
  5. コメントを送りたいときはコメント欄にメッセージを入力、送信します。コメント入力欄は二段に別れていますが、上段は入力欄、下段は両者のメッセージが表示される欄です。
  6. 変化手を送りたいときは「変化」ボタンをクリックします。すると盤上の直前の手が消えて自由に手を打つことが出来るようになります。当然この手も黒側に送信されます。変化手が終われば「棋譜に戻る」ボタンを押せば白黒共変化直前の棋譜に戻ります。
  7. 変化手は白側からしか送られません。
  8. 反省検討を終わらせるときは、「終了」ボタンをクリックします。このとき棋譜はコメント、変化手付きで自動的に保存されます。従ってこれを後刻「棋譜検討」でまた見ることも可能ですし、棋譜印刷すれば、コメント、変化図とも印刷できます。


【石ならべ】

  1. 石ならべは自由に棋譜を並べる機能です。マウスをクリックすると黒、白交互に表示されます。同一場所でも交互に表示されます。打った石を消すのはマウスを右クリックします。
  2. 並べた棋譜は保存出来ます。これを再現するのは、「棋譜検討」で「作成棋譜」を選択します。


【棋譜検討】

  1. 棋譜検討では対局や観戦で保存した棋譜を再現、検討できます。
  2. 対局した棋譜(対戦棋譜)は同一相手と何度も打った場合、相手別のソートしたり、ハンドル名を入れてその人との対局だけをリストアップする機能があります。「検索」ボタンをクリックしてください。
  3. 棋譜は対戦棋譜は最大10000局まで保存出来、表示は1000局単位で表示します。保存棋譜が1001局を越えると1001局から表示され、その際「前千局」というボタンが現れますのでそれをクリックすると前の1000局分が表示されます。
  4. 「>」ボタンをクリックすると1手づつ前進再現します。「<」ボタンをクリックすると後退します。またボタンを暫く押し放しにすると早送り、早戻りします。
  5. 棋譜は再現して行く過程で、盤面をクリックすると、自動的に検討モードとなり石を自由打ち出来ます。石はマウスをクリックすると黒、白交互に表示されます。右クリックすると消えます。再現の「>」ボタンをクリックすると、検討を始めた手順に戻ります。
  6. 棋譜にコメントや変化図等を付ける添削機能があります。添削したい手に来たら「棋譜添削」をクリックします。記号を最大3ケ、変化図も最大3通り付けられます。
  7. 「棋譜添削」をクリックしたあとは画面に表示される通り操作します。最後に「終了」ボタンを押したとき今までの棋譜が添削された棋譜に変わります。
  8. 添削された棋譜を再現するとコメントや変化図が現れます。棋譜印刷すると、コメントや変化図も一緒に印刷されます。
  9. 棋譜印刷では棋譜の譜分け印刷が出来ます。「棋譜印刷」ボタンをクリックすると開始とエンドの手順番号入力ボックスが現れますのでそこに数字を入力してください。
【成績表示】

  1. ランキング対局室で「自分成績」ボタンをクリックすると自分の対戦結果がグラフで表示されます。対局が増えてグラフが画面右端まで来れば、最新局から遡って画面一杯分の結果を表示し古いのは画面の表示から切り捨てて行きますが、スクロールバーで更に過去のも(最大2000局)表示できます。グラフは見た目には頭から表示されているように思えますが、常に現在の点数から過去に遡って勝ち負けを表示しています。
  2. 成績のグラフと同時に今月の対戦内訳が表示されます。このボックスは上部の青い襷の部分をマウスで掴み、ドラッグすると位置が自由に変えられます。前月以前のデータを見る場合はグラフ上部のグレーの月のラベルをクリックしてください。




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